若い人が怪談会に来ない

2026年04月12日 07:07
カテゴリ: 雑談


 私の行きつけの怪談会には基本的に年配の人しか来ていなかった。

 周りはおじさんおばさんばかりで、十代二十代の若者はおらず、もう下の世代の人は怖い話には興味がないのかと、いつも寂しく感じでいた。私が独自に怪談会を開くようになってからは若い参加者もちらほら目にするようになったのだが……

 なぜ若い人たちは怪談会に来ないのか?

 そもそもそんな会が世で開かれていることを知らないというのもあるだろうが、やはり大きな理由は『幼い頃のホラー体験の減少』ではないかと思う。

 と言うのも、私が子どもの頃はアンビリーバボーだとか特命リサーチ200Xだとか怪奇倶楽部(懐かしい……)だとか毎週のようにホラー番組がテレビでやっていた。

 世にも奇妙な物語のような特番や金曜ロードショーのホラー映画も欠かさず見ていたものだ。それに比べて今は夏にちょっと心霊特番を放送するだけだし、内容も怖くない。現在二十代半ばの人たちが子どもの頃は、もう面白い心霊番組なんかとっくに消滅していたのだろう。


「子どもに怖いものを見せるな」というクレームが増えたせいで、ホラー映画のCMさえいつしかやらなくなった。私が幼稚園児の頃はチャイルドプレイのCMがテレビでやっててすごく怖かったのを今でも覚えている。それにホラーゲームのCMも怖いものがバンバン流れていた。今はそんなこと不可能だろうが。

 今の若い人たちは悲しいことに恐怖から遠ざけられて生きてきた。エイリアンがお腹から出でくるシーンも今じゃ放送できないのだからますます悲しい。

 ファイナルデスティネーションが午後のロードショーで放送された際には死亡シーンはカットされていたらしい。

 何の見どころも無いだろうに。

逆に我々のような怖いもの好きのことは「ゲテモノ好き」のように映っているのかもしれない。心霊スポット探検なんか絶対理解されないのかもしれない。

 そう考えると怖い話やホラー映画に興味を示さなくなるのにも合点がいく。今後はさらにそうなっていくだろう。怪談ももしかしたら規制されてしまうかもしれない。そうなったら嫌だなあ…………でも大丈夫か、俺の話あんまし怖くないし。
 昔は学校の先生が子どもたちに授業の終わりに時々怖い話をしてくれたものだが、もうそんな時代は来ないのだろう。親からクレーム来るからね。

 子どもは無料にしたら怪談会に来てくれるのだろうか?今後のために宣伝でもしておくか。

『北関東怪談を語る会は子どもたちに無料で怪談を語らせていただきます。子ども怪談会を開催したい方がいましたら怪談を千話集める人までメールでご連絡ください。群馬近辺ならどこへでも出向きます!』

子ども用の怪談用意しないと


記事一覧を見る