怪談をたくさん集めて執筆したりしているけど、何も起きない
もっと色んな怪奇現象が起きてもいいのに、何も起きない
パソコンぶっ壊れるのは困るが
もう10回以上怪談会も開いているというのに、毎回平和に終わってしまう
なぜ怪奇現象が起きないのか
幽霊の人たちに全く認知されていないからだろうか?
正直なところ
「幽霊はいないから」だと思っている
もう少し言い換えると
「もしかしたらいないんじゃないかなぁ、いて欲しいんだけどなぁ、でも何も起きないしなぁ、いねえよなぁやっぱ」
という気持ち
いてほしいんだよ。そういう話が好きだし、ネッシーよりは全然いると思ってるし
数学の未解決問題と一緒だ
「素数の配列には規則性があるんじゃないか?」くらいの感じで
「Ζ(s) の自明でない零点 s は、全て実部が
2分の1の直線上に存在するわけないよなぁ……」
のようなリーマン予想的な
何かそれらしいモノや現象はあるらしいけど、その証明はもはや不可能で
実際に見ることはないけど、神の存在を自然界の神秘から感じ取るような
フィボナッチ数列や黄金比を前に美しさを感じるのと同じで、世の怪奇現象を目にした我々は、それを幽霊や心霊体験と呼ぶのだろう
とりあえずわかりやすいからそう呼んでいるだけだ。正体もわからんし
だから私はそのような怪奇現象を「心霊体験」ではなく「超非科学的体験」と呼びたい
人前で言ったことはない、説明が面倒だから
『それじゃ、あたしの心霊体験はどう説明するんですか!』
そんなことはわからんよ
たとえ葬式の最中にじいさんの遺影がニコッと笑っても、お経の最中にじいさんの声が聞こえても、じいさんが枕元に現れても、それは超科学的体験であり説明をつけられない
死んだじいさんが残した最後のメッセージ
とでも言うのだろうか……
これでいいのだ
何でもかんでも幽霊の仕業にするのは良くないよなって話でもある
「これはこのトンネルで亡くなった少女の霊の仕業です」とか適当なこと言われると
冷めるしな
「……わかりません。でも何か得体のしれないものがこのトンネルにいます!」の方が怖いしワクワクする
正体がわからない「超科学的現象」だから怖いのである
私の集める怪談に至っては、奇しくもそのような得体のしれない話ばかりである
『その話、なんか不気味でイヤですね』
最近は「怖い」よりもこんなことを言われることが多い
嬉しい
こういう話をもっとたくさん集めよう
そして私もいつかは得体のしれない超科学的な体験をしてみたいものだ
最後に
もし、幽霊かいるのならもっと出てくれ。フィルムカメラまで買って写真撮りまくっているのに、全然写らないじゃないか