怪談はやっぱり夏に限る
当たり前だが
7月に入ってから、ホームページのアクセス数が激増した。
やはり夏になると人は怪談を求めるのだろう。
怪談会をとりあえず企画したのだが、ここんところ来てくれる人があまりいない。
いや、元々少ないか……
なので何か面白いことをしようと
フィルムカメラを買った。
デジタルカメラではなく、あくまでフィルム
心霊写真が撮りたいから
買ったのは、ナカバヤシという企業が発売している「ナカメラ」というシリーズのカメラである。
5千円くらいで買った。
始めは「写ルンですでいいかな」と思っていたのだが
値段を調べたら3000円もした。昔は500円くらいで買ってた気がするのに……
それにネガフィルムも調べてみると、一つ2500円くらいするし、現像代もかかる。
どうしようか悩んでいると、世の中にはハーフカメラというものがあるらしい
普通フィルムは一つで36枚写真が撮れるのだが、ハーフカメラだと、写真のサイズを半分にする代わりに、その倍の72枚も撮ることができるのだ。
72枚も撮れば一匹くらい幽霊も写るだろう
そう思った私は、早速カメラ片手にお化けの出そうな場所へ向かった。
一人で
廃ホテルやトンネルで、とにかくシャッターを切りまくり、あっという間に72枚を撮りきった。
とにかく楽しかった。
一人で新スポに突撃するスリルと、フィルムカメラの面白さを堪能して
もう正直幽霊とかどうでもよくなっていた
出来れば猫とか撮りたかったよ。
その後、写真をデータ化するためにカメラ屋さんに向かったのだが
店員にフィルムを渡してからちょっとだけ(中の写真を見られて、ヤバイやつだと思われたらどうしようと)心配になった。
まぁヤバイやつだししょうがない
翌日データを取りに行き、家で写真を見てみると
よくわからんモヤだらけ
指がかからないように撮ったのだが、何故か同じ形のモヤが覆い被さって邪魔だった。
ただ雰囲気はすごく良い!
本当に昔のテレビ番組に出てくる心霊写真のような質感
ザラザラしたような荒い感じ
さすがナカバヤシのナカメラ(メイドインチャイナ)
……そんな下手くそな写真の中
1枚だけ不可解な物体が写り込んでいた。
それは指がかかったわけでも、フラッシュが反射したわけでもない
廃ホテルのドアの間に謎の物体が明らかに写り込んでいる。
人生初の心霊写真
撮れたかもしれない……
今度のイベントでお披露目しようかな